OBA発達相談の理念
発達障碍の研究と支援構築 アメリカと日本
昔、日本はADHDが発達障碍の代名詞のようになっていました。そのためか、奥に隠れているASD(自閉症スペクトラム症候群)、LD(学習障碍)、DCD(発達性協調運動障碍)などの生きにくさが理解されず、手立ても受けずに過ごしていた子たちが多くいると思います。アメリカから20年以上遅れてスタートした各専門分野での研究、その上で構築されるはずの医療療育教育の連携も難しい状態でした。
アメリカではその当時すでに、身体の使い勝手、行動分析、学習等の専門家が各家庭を訪問し、個々に指導、訓練をしていました。また、LDと認定された学生は大学入試の際、試験時間は無制限になります。私はそんなアメリカで当時活躍されていた先生に大学院で多くのことを学びました。その後、(履歴はプロフィールを参照下さい)研修会や活動に数多く参加し、東京都の特別支援課巡回相談員となり、毎日、観察と相談の依頼を受け、実践を積みました。
その経験から、困っている子たちにのために相談および実践トレーニングをさせて頂きたく思います。
大きく広がる子どもたちの未来
OBA相談室の最終目的は凹の部分を助けるだけでなく、凸の部分に目を向け、彼らの未来を考えていきます。彼らは「必要に迫られる」と、工夫して、しっかりと変化していきます。「必要に迫られる」とは「やってみたいこと」を発見したときです。凸凹があると、自己肯定感が下がりやすく、得意そうなことも「そんなでもない」と彼らは言います。将来に繋がる凸の部分を意識化させ、上手に育てていきましょう。彼らを理解し、彼らの先を見つめて、計画的に歩んで行きます。「あれ、すごい!やるねぇ。」とお子さんを誇らしく思えるときがきっと来ます。「特別支援」は「特別理解」。「支援」は「育て」と考えます。
ご相談の流れ
ご相談は、完全予約制となっております。
相談日時
平日
①14:00~ ②15:00~ ③16:00~ ④17:00~
土曜日
⑤13:00~ ⑥14:00~ ⑦15:00~ ⑧16:00~ ⑨17:00~
相談時間
初回50分 2回目以降 30分~50分
料金
初回3000円 2回目以降2000円~3000円
ご予約方法
電話受付:089(925)1580
またはご予約・お問い合わせフォームから
留守番電話になった場合は
1.お子さんのお名前
2.予約希望日の時間帯(①~⑨)を第三希望まで
3.ご連絡先の電話番号(受信可能な時間帯を詳しく)またはメールアドレスをお知らせください。
※当然のことですが相談に関する全ての情報は秘密保持されます。
Q&A <よくあるご質問>
検査を受けなくても、子どもの状態が分かるのですか?
はい。特別支援課巡回相談員をしておりましたので、クラスの後ろで10分ほど観察して、「あの子、こんなところないですか?」とお話しし、先生方の賛同を得て、行動のメカニズムや対処方法をお話しました。
子どもの良いところはどうやって発見するのですか? WISCの結果が必要ですか?
あればお持ちください。なくても、いくつかのツールと面接時の様子で大体のところは判断できます。後は、お子さんの周りの環境の中で出来ることから探していきます。
相談出来るのは何歳までですか?
特に制限はありません。大人の方の相談もお受けします。